メルマガコラム - パフォ―マンス監査技法のポイント - TBCソリューションズ

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パフォ―マンス監査技法のポイント

第10回 パフォーマンス評価監査の所見と手順

パフォーマンス評価監査の所見の事例です。
 
事例状況:
製造課では、品質方針達成のために今年度の品質目標を工程内不良率2%以下と定め
月次管理を行うこととしています。目視による工程内検査の不良率を確認したところ、
4月から今月までの6ヶ月間は1%台と目標を達成していました。
ところが目標設定がない最終検査結果を確認したところ、最終検査での不良品数は4月
からの6ヶ月はそれまでの6ヶ月よりも増えていました。工程内目視検査の検査員は4人、
そのうち2人が4月に新しく任命されていましたが、最終検査で不良品数が増えていたこと
により、新任の再教育・訓練をするとされています。
なお、品質方針の当年度の重要課題は「生産性の向上」です。
 
以下はこの状況についてのパフォーマンス評価監査の所見の記述例です。
 
事実報告:
製造課では今年度の品質目標を、工程内不良率2%以下と定め、月次管理を行うこととしている。
目視による工程内検査における不良率を確認したところ、4月から今月までの6ヶ月間は1%台と達成していた。
目視検査の検査員は、4人のうち2人が4月に新しく任命されていた。
最終検査機能を確認したところ目標設定はなく、また結果は不良品数がそれまでの6ヶ月よりも増えていた。
これにより是正処置として新任の再教育・訓練をするとされている。
 
監査基準:
ISO9001:2015 6.2.1「関連する機能、階層及びプロセスにおいて品質目標を確立しなければならない。」
品質目標「工程内不良率2%以下」
品質方針重要課題「生産性の向上」
 
指摘事項:
最終検査結果に関連するプロセスの品質目標の設定がない。
目視による工程内検査における不良率が4月から今月までの6ヶ月間1%台と目標を達成
しているにも関わらず、最終検査における不良品数の増加があったが、双方の相互関係
について明らかにされていない。
 
このような報告に至るためのパフォーマンス評価のための監査手順をまとめました。
・対象部署について文書をレビューしプロセス構成要素を解析して理解します。
・基本的な固有知・固有技術、及び管理技術を理解します。
・重点課題から問題意識を持ち質問事項リストを作成します。
・面談での質問は用意した質問にとどまらず、担当者の回答、調べた文書、出会った
 事象について5W1Hのどれかで脈絡のある深堀りの質問をしてじっくり実態の情報を収集します。
・プロセス監査で実施状況をつぶさに把握します。
・結果の良し悪しがどのようなアプローチの結果なのかを、トレースします。
・プロセスのアウトプットからその機能と能力を評価します。
・監査所見や監査報告書の作成では、論理的な根拠を明確にするために、誰が見ても
 わかりやすく、理解しやすく記述します。
・対象部署が、指摘した是正課題の真の原因の除去が出来ているかをフォローアップします。
 
10回の連載を終了します。会社と職場をより良くする監査を期待します。

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