10 改善
10.1 継続的改善
組織は、XXXマネジメントシステムの適切性、妥当性及び有効性を継続的に改善しなければならない。
解説:
附属書SLの改訂にともない、「不適合及び是正処置」と項番が入れ替わりました。
マネジメントシステムの「適切性」「妥当性」「有効性」とは何を意味しているのか理解しないと、規格の意図する継続的改善を実現させることはできません。
有効性に関しては、附属書SLで定義していますが、適切性と妥当性に関しては定義がありません。
※有効性に関しては、過去のメルマガでも取り上げましたので、こちらをご参照ください。
適切、妥当、有効という用語は、マネジメントレビューでも用いられています。
参考情報として、品質マネジメントシステムの指針であるISO/TS 9002、及び、ISO 14001の附属書では、適切、妥当、有効について以下の解説を掲載しています。
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ISO/TS 9002
a) 適切である - マネジメントシステムは,現在もその目的に合致しているか。
b) 妥当である - マネジメントシステムは,現在も十分か。
c) 有効である - マネジメントシステムは,現在も意図した結果を達成しているか。
ISO 14001 附属書
“適切(性)”(suitability)とは,環境マネジメントシステムが,組織,並びに組織の運用,文化及び事業システムにどのように合っているかを意味している。
“妥当(性)”(adequacy)とは,この規格の要求事項を満たし,十分なレベルで実施されているかどうかを意味している。
“有効(性)”(effectiveness)とは,望ましい結果を達成しているかどうかを意味している。
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適切性・妥当性・有効性は、質・量・効果を示す用語です。
・的外れなマネジメントシステムになっていないか
・取り組み方法に過不足がないか(ムリ・ムダ・ムラ)
・目的が達成できたか
の観点で、PDCAを実践しながらマネジメントシステムのスパイラルアップを目指します。
※メルマガで配信したコラムを修正・加筆したものです
