4 人事の固定化
ISO規格では人事についての要求事項はありませんので、人事の固定化について直接指摘をすることはできません。
人事の固定化によって起こりうるリスクを想定し、関連する要求事項を深堀するのがよいです。
人事の固定化によって起こりうるリスクには、
・担当者の疾病、退職により業務が滞る
・個人の知識やノウハウが組織に定着しない
等があげられます。
関連する要求事項には、
・4.1組織の状況
・6.1リスク及び機会
・7.1.6組織の知識
があげられます。
内部監査では、人事の固定化が
・内部の課題として取り上げられているか
・対処するべきリスク及び機会として決定されているか
・組織の知識として、最低限のノウハウを共有する仕組みがあるか
を確認するとよいです。
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※メルマガで配信したコラムを修正・加筆したものです